柔道男子 ウルフ・アロンが準々決勝進出!東京五輪銅メダリストのベテラン柔道家を撃破 終了間際に内股一本勝ち
「パリ五輪・柔道男子100キロ級・2回戦」(1日、シャンドマルス・アリーナ)
五輪連覇を目指すウルフ・アロン(28)=パーク24=は2回戦でポルトガルのフォンセカと対戦。一本勝ちで勝利し準々決勝進出を決めた。
世界ランク9位、東京五輪銅メダリストのベテラン柔道家と対したウルフ。積極的に仕掛けていき、先に相手に指導が与えられた。
しっかりとフォンセカを捕まえたウルフ。そして足技で相手を倒す場面もあったが、なかなかポイントは奪えなかった。それでも開始3分20秒で相手に2度目の指導。終了間際に完璧な内股で一本勝ちを収めた。会場も残り時間0秒での投げ技に大歓声。ウルフは表情を変えずに畳を降りた。
初戦でオーストリアのファラと激突。合わせ技一本勝ちで鮮やかに快勝発進したウルフ。世界ランク21位の相手に対し、開始15秒で大内刈りを決めた技ありを奪った。王者の圧力を感じさせ、相手が思わずたじろぐシーンもあり、以降も大内刈りを決めて合わせ技一本で勝ち上がっていた。