バスケ女子 馬瓜エブリンが号泣 終了後のインタビューで「自分自身…」涙止まらず ドイツに痛恨敗戦「鼓舞してたんですけど」
「パリ五輪・バスケットボール女子・1次リーグ、日本64-75ドイツ」(1日、ピエール・モロワ競技場)
今大会初勝利を目指した日本はドイツに敗れ、決勝トーナメント進出が厳しい状況へと追い込まれた。
終了後、インタビューに応じた馬瓜エブリンは「終始、相手のインサイド陣にやられてしまって、自分自身…」と語ると、涙がとまらなくなった。ユニホームで顔をおおい、「日本のチームを勇気づけようと鼓舞してたんですけど、本当に…できなくて」。その上で「あと一つ乗り越えられなかったところがすごく悔しいなって思います」と鼻をすすった。
最後のベルギー戦へ向け「最後あるので。日本のみなさんに日本のバスケットボールを見せられるように。みんなでいい顔してプレーしたい」と語った。
試合は第1クオーターからショットミスが目立ち、なかなか主導権を引き寄せられなかった日本。第2クオーターは一時試合を振り出しに戻すも、再びミスからドイツに流れを渡してしまった。
第3クオーターではドイツが持ち味のインサイドの強さを発揮してジワジワとリードを広げられた。10点差で迎えた第4クオーターでは12点差をつけられた時点で早々にタイムアウトをとって立て直しを図ったが、リズムは引き戻せなかった。残り30秒の段階で5点差まで迫ったが、及ばなかった。
決勝トーナメント進出は厳しい状況となったが、まだ可能性は残る。ベルギー戦へ向け、気持ちを切り替えることが重要になりそうだ。