バレー女子 古賀紗理那「相手に楽な展開で攻撃させてしまった」声はかすれ気味 完敗のブラジル戦で必死に鼓舞も

 「パリ五輪・バレーボール女子・1次リーグ、日本0-3ブラジル」(1日、パリ南アリーナ)

 今大会初勝利を目指す日本は、優勝候補の強豪・ブラジルと対戦。だが高さとパワーに屈し、ストレートで敗れ決勝トーナメント進出がかなり厳しい状況となった。

 力の差をまざまざと見せつけられてしまった形となったゲーム。自力での決勝トーナメント進出は不可能となった。

 古賀紗理那は「スタートからこっちのリズムでプレーしていこうと話をしていたけど、ちょっとチグハグな部分があったので、攻撃が通らなかったのが3-0で負けてしまった要因」と語り、「相手に楽な展開でオフェンスさせてしまった」と振り返った。

 試合中からチームを必死に鼓舞していた影響か、声はかすれ気味に。第2セットでは相手のスパイクを顔面に受けるシーンもありながら奮闘したが…。「私たちも必死にプレーしていますけど、ポーランド戦ではここを我慢すればというところで落としたりというのがあったので、そこを修正していこう」。試合前に選手へ声をかけたが、力の差を見せつけられてしまった。

 今大会限りでの現役引退を表明している古賀。ケニア戦がラストマッチになる可能性もあるが「明後日また、コンディションを整えてプレーしたい」と前を向いた。

 真鍋監督は「まずはやはりブラジルの集中力がすごかった。かなりサーブで崩された」と語った。「サーブで崩されてブロックでやられる。選手たちは本当に最後まで集中して頑張ってくれた」と振り返り、「ケニアにしっかり臨みたい。まずはサーブで崩さないと話にならない」と前を見据えた。

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