NHK中継で松本薫さん 疑惑判定に泣いた村尾三四郎に「なんだろう、うーん」うなり言葉に困る 不満言わない村尾に「胸張って」
パリ五輪・柔道男子90キロ級決勝(7月31日)で、日本の村尾三四郎は、東京五輪金メダリストのラシャ・ベカウリ(ジョージア)と対戦。合わせ技一本で敗れ、銀メダルとなった。
互いに技ありを奪い合い、3分半、村尾が内股で技ありを奪ったかと思われたが、審判は反応せず。日本側は両手を広げてアピールし、村尾は審判に視線を送って確認した。場内は大ブーイングとなっていた。
村尾は涙を流してインタビューに応じたが、判定への不満は口にしなかった。NHK中継が東京のスタジオに戻ると、ロンドン五輪金メダリストの松本薫さんは「いやでも…なんだろう…うーん」とうなり「胸を張って帰っていいと、本当に思います。凄く本当に、なんだろう…本当によく頑張りました。本当によく頑張った。それだけです」と述べるに止めた。