「パリ五輪・柔道男子１００キロ級・準々決勝」（１日、シャンドマルス・アリーナ）

　ウルフ・アロン（２８）＝パーク２４＝はスペインのジェラザジシビリと対戦。延長の末に内股透かしで一本負けを喫し、メダル獲得はならなかった。

　試合後のインタビューでは声を詰まらせ、涙を我慢することができなかった。涙腺が崩壊し、天井を見つめる姿に日本のファンも心を動かされた様子だ。

　Ｘでは「ウルフアロン選手、もらい泣きしてしまった」「インタビューの涙、、グッときました」「たくさんメディアに出てくれてたからこそ柔道の楽しさを知ることが出来た方が多いと思います！インタビューの涙見て辛いけどまたメディアに出て楽しませてほしいです」「辞めないでほしい」と温かい声が送られた。

　試合は延長戦の末、最後は内股すかしで一本負け。「一度はやめようとした柔道だったが、結果を残すことはできませんでしたが…。戻って来ることができて良かった」と涙をぬぐっていた。