石川佳純さん 死闘敗戦の張本を取材「この試合は必ず団体に生きる」質問→流れる応答に驚き「取材が上手い」「アナだと思ってた」
パリ五輪・卓球男子シングルス準々決勝で、張本智和が中国・樊振東と対戦。フルゲームの激闘の末に敗れ、初の4強入りはならなかった。フジテレビの五輪中継では2日未明に、試合後の張本を、石川佳純さんがインタビューする様子が放送された。
石川さんが「お疲れさまでした。本当に惜しい試合でした」と声をかけ、張本が「どんな内容でも負けてしまったので悔しいっていう感情が一番大きいかなと思います」と返し、スムーズな応答が続いた。
「最初2ゲーム連取してサーブでもすごい先手をとれてたかなと思うんですけど、試合の入りはどうでしたか」と問うと、「入りは準備していたものが完璧にはまって良かったんですけど、どうしても途中で慣れられるのは仕方ないですけど、2-2にならずに3-1にできれば。4-3とかこういう試合になると本当に強いので、大幅にリード広げたかったと思います」と語った。
石川さんは東京五輪からの成長を聞き、さらに「この試合は必ず団体戦に生きてくると思います」と伝えた。
張本は「正直このようなプレーが出しきれれば、団体戦も仮にどんな結果になってもある程度満足して大会を終えられると思うので、まずはメダルを獲りたいと思いすぎず、今日みたいなプレーをやるんだって気持ちで、戸上と篠塚と力合わせチーム日本で頑張りたいと思います」と語った。
ネットでもアナウンサーのような聞き方と、元選手ならではの質問で、流れるような応答だったことに「石川佳純のインタビューの上手さね!張本も受け答えスゲーなー」「今まで気づかずアナだと思ってた」「競技者ならではの素晴らしい質問で、それ故に張本選手を労いつつも再挑戦への意欲を引き出すものだったと感じました」「卓球オリンピアンの取材がえらい上手いんよ!」と反応する投稿が集まった。