柔道女子 素根のライバルが衝撃秒殺劇 覆いかぶさった相手は失神か 会場騒然も2回戦で痛恨反則負け

 「パリ五輪・柔道女子78キロ超級・2回戦」(2日、シャンドマルス・アリーナ)

 東京五輪銀メダリストで素根のライバルと目されるキューバのイダリス・オルティスが、インドのマーンを相手に開始28秒で一本勝ち。衝撃の秒殺劇を見せた。

 独特のオーラを放ちながら畳の上に上がってきたオルティス。場外に逃れようとするマーンを捕まえてはなさず、上から覆いかぶさるような形となった。相手が「参った」の合図を送ったため、28秒で一本勝ち。直後、オルティスが立ち上がるとマーンは意識もうろう。失神したような形となり、審判が駆け寄るなど会場も騒然となった。

 そんな中でも平然とした表情を浮かべていたオルティス。東京五輪では決勝で素根と対戦し、銀メダルとなっていたベテラン柔道家が、今大会も大きなライバルとなりそうだったが、2回戦で反則負け。3度目の指導を受けると、思わず悔しさをにじませた。これで5大会連続のメダルは逃す形となってしまった。

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