柔道男子 斉藤に一本勝ちした韓国・金民宗に審判が注意 一礼前にスタンドを煽る仕草 勝利直後は畳を走ってガッツポーズ

 一本負けを喫する斉藤立(右)=撮影・吉澤敬太
 男子100キロ超級準決勝で韓国選手(上)に一本負けした斉藤立(共同)
 男子100キロ超級準決勝で韓国選手(左)に敗れた斉藤立(共同)
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 「パリ五輪・柔道男子100キロ超級・準決勝」(2日、シャンドマルス・アリーナ)

 親子金メダルを目指した斉藤立は韓国・金民宗に一本負けで敗れた。直後、金はガッツポーズ。一礼前にスタンドを煽るようなしぐさを見せたことから審判に注意を受けるシーンがあった。

 序盤から金がペースを握り、一瞬の隙を逃さず、きれいな背負い投げで斉藤に背中をつかせた、一本が宣告されると、金は畳の上を奪取してガッツポーズ。そしてスタンドのファンを煽るように両手を広げた。その姿を見た審判が止めるように注意。NHKの解説でも「まずは礼をしなければいけません」と指摘されていた。

 一礼後、再びスタンドのファンを煽るように両手の人さし指を天井に向かって突き立てた金。感情を爆発させていた。決勝ではフランスのリネールと激突する。

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