柔道女子 銅メダルで涙のフランス・ディコをマクロン大統領が抱きしめる スタンドから大きな拍手 選手は号泣

 銅メダルを獲得したロマヌ・ディコを抱きしめるフランスのマクロン大統領(撮影・吉澤敬太)
 銅メダルを獲得したロマヌ・ディコ(右)にキスをするフランスのマクロン大統領(撮影・吉澤敬太)
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 「パリ五輪・柔道女子78キロ超級・3位決定戦」(2日、シャンドマルス・アリーナ)

 フランスのディコがセルビアのザビッチを一本勝ちで下し、銅メダルを獲得した。

 開始31秒で鮮やかに一本勝ちを決めたディコ。スタンドは大歓声に包まれ、母国の大歓声に一礼後は涙があふれた。

 関係者と抱擁しながら喜びを爆発させていたディコ。その後、控え室に引き揚げようとする中でフランスのマクロン大統領が登場。優しく銅メダリストを抱きしめた。

 熱い抱擁にスタンドからは大きな拍手が降り注ぎ、ファンの感動を誘った。言葉をかけられたディコは号泣。日本のファンも「マクロン大統領がきてるw」「隙あらばマクロン」「柔道好きだったのか」とつぶやいた。男子100キロ超級では英雄・リネールも登場するだけに、会場にかけつけたとみられる。

 男子でリネールが金メダルを獲得すると、祝福の抱擁。再び大歓声がわき起こった。

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