リネールが3度目の金メダル 地元の英雄、マクロン大統領とも抱擁 払い腰で韓国選手を投げ飛ばす
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「パリ五輪・柔道男子100キロ超級・決勝」(2日、シャンドマルス・アリーナ)
母国フランスの英雄、テディ・リネールが、韓国・金民宗と対戦。払い腰で豪快な一本勝ちを飾り、3度目の金メダルを獲得した。
準決勝ではタジキスタンのラヒモフに豪快な大外落としで一本勝ちし、決勝に進出した。
準々決勝ではトゥシシビリ(ジョージア)に一本勝ち。直後、トゥシシビリにリネールにキックする暴挙に出たため、反則勝ちに変更。大荒れの一戦となった。
リネールは2012年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪を連覇。21年東京五輪こそ3位に終わったが、昨年の世界選手権で11度目の優勝を飾った。
地元での五輪。マクロン大統領が観戦する中、客席からはファンの大声援を受けた。勝利を決めると、マクロン大統領とも抱擁を交わした。