柔道混合団体 日本が準決勝進出でメダル王手!2連覇王者強し 阿部一二三が先鋒圧勝、永瀬は1階級上選手を圧倒反則勝ち 最後はウルフが決める
「パリ五輪・柔道混合団体・準々決勝」(3日、シャンドマルス・アリーナ)
前回の東京大会銀メダルで、悲願の金メダルを狙う日本は、準々決勝でセルビアと対戦し、4-1で勝利し、準決勝進出を決めた。準決勝ではドイツと対戦する。
先鋒役の男子73キロ級で、シニア国際大会では初の団体戦出場となった男子66キロ級2連覇王者の阿部一二三が合わせ技一本勝ち。初戦のスペイン戦で個人でのまさかの敗退から再起への道を歩み始めた妹・詩を祝福するような勝利を飾った。
続く女子70キロ級では新添左季が残り55秒で内股で一本勝ち。男子90キロ級では男子81キロ級2連覇王者の永瀬貴規が、階級が上の男子90キロ級で2回戦反則負けに猛抗議で話題となったマイドフを相手に反則勝ちした。
続く女子70キロ超級では高山莉加が合わせ技一本負けに終わったが、男子90キロ超級で東京五輪100キロ級金メダリストのウルフ・アロンが途中で額部分から出血するアクシデントがあったが、終盤に技ありを奪い、押さえ込みで合わせ技一本勝ちした。
セルビア戦のメンバーは次の通り。
◇女子57キロ級・舟久保遥香
◇男子73キロ級・阿部一二三
◇女子70キロ級・新添左季
◇男子90キロ級・永瀬貴規
◇女子70キロ超級・高山莉加
◇男子90キロ超級・ウルフ・アロン