バドミントン女子 大堀彩もストレートで準々決勝敗退 日本勢全滅でメダル獲得ならず スペインの強豪・マリンに屈する

 「パリ五輪・バドミントン女子シングルス・準々決勝」(3日、ポルトドラシャペル・アリーナ)

 世界ランキング10位の大堀彩(トナミ運輸)が、同4位でリオデジャネイロ五輪金メダルのカロリナ・マリン(スペイン)に0-2で敗れ、準決勝進出はならなかった。日本勢は山口茜(再春館製薬所)も準々決勝で敗れ、いずれも姿を消した。

 大堀は試合開始直後こそ第1ゲームで5-3とリード。しかし、そこから4ポイントを連取され5-7と逆転されてからはなかなかペースを奪い返せず、13-21で失った。

 第2ゲームはいきなり4ポイントを先取される苦しい展開。マリンも172センチと長身で同じ左利き。ただ、世界選手権も3度制した元五輪女王の多彩なショットに翻ろうされ続け、14-21で連取された。

 日本勢がシングルスでメダルを獲得したのは、女子の奥原希望が2016年リオデジャネイロ五輪獲得した銅が唯一。それ以来のメダル獲得の夢がついえた。

 ◇大堀彩(おおほり・あや)1996年10月2日、福島県出身。27歳。福島・富岡高2年時に出場した2013年の世界ジュニア選手権で準優勝。17年から世界選手権に5大会連続で出場し、全日本総合選手権でも3度準優勝している左利きの実力者。シングルスの世界ランキング10位は、同6位の山口茜(再春館製薬所)に次いで日本勢2番手。トナミ運輸所属。169センチ。

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