「昔の佐々木健介みたいな髪形なのに速い!」独特ヘア22歳英国選手の9秒98快走に騒然 男子100m予選で金メダル有力ライルズに先着「凄ぇ!」

 予選3組で1位になったヒンチリフ・ルーイ(中央)=撮影・吉澤敬太
 力走するヒンチリフ・ルーイ(中央)=撮影・吉澤敬太
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 「パリ五輪・陸上男子100m・予選」(3日、フランス競技場)

 3組に優勝候補の1人で、今大会複数金メダルの期待がかかるスター、ノア・ライルズ(米国)が登場したが、独特の髪形をした英国の22歳が快走し、ライルズを抑え、1位通過し、驚きを呼んだ。

 両サイドを刈り上げ、襟足を伸ばしたヒンチリフ・ルーイ(英国)が序盤から中盤から力強い独特のフォームで抜けだし、五輪デビューでいきなり9秒98をマーク。猛追したライルズに先着し、力強く手を掲げた。英国出身の父とフィリピン出身の母をもつ22歳。SNSでは「ユニークなヘアスタイル」、「ヒンチリフ選手、昔の佐々木健介みたいな髪形なのに速い!」、「ライルズに先着凄ぇ!」と、話題となっていた。

 同100m予選で日本勢ではサニブラウン・ハキーム(25)=東レ=が10秒02(無風)で4組2着で4日に行われる準決勝進出を決めた。16年リオデジャネイロ五輪の山縣亮太(10秒05)の日本選手五輪最速記録を更新し、1932年の“暁の超特急”と呼ばれた吉岡隆徳以来の決勝進出へ、上々のスタートを切った。東田旺洋(28)=関彰商事=は10秒19で5着、坂井隆一郎(26)=大阪ガス=は10秒17の7組5着で予選落ちとなった。

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