「目が覚めた!」柔道混合団体 高山莉加が大金星!体格差歴然のディコから勝利 地元フランス応援団が頭抱える

 「パリ五輪・柔道混合団体・決勝」(3日、シャンドマルス・アリーナ)

 前回の東京大会銀メダルで、悲願の金メダルを狙う日本は、決勝で東京五輪金メダルのフランスと再戦した。

 フランスに大声援が送られる完全アウェーの中で、日本選手が奮闘した。先鋒で登場となった村尾三四郎がゴールデンスコアにもつれ込んだ一戦を最後は大内刈りで制し、先勝した。

 続く試合は女子70キロ超級。78キロ超級の素根輝が怪我による欠場で、本来1階級下の高山が超級の銅メダリスト・ディコを相手にパワーで圧倒される展開。帯のあたりをつかまれ、持ち上げられてそのまま場外まで運ばれる場面もあった。

 体格差は歴然で、明らかに劣勢。だが、会場が静まりかえったのは1分52秒。食らいつく高山の渾身の大内刈りがさく裂。ディコが後ろ向きに倒れ、技ありとなった。押さえ込みは逃げられたが、そのまま守り、優勢勝ちとなった。この敗戦に会場は静まりかえり、フランス応援団は頭を抱えた。

 日本のSNSも熱狂。「高山さんかっこよすぎる」「この体格差でなんと!」「この1勝は大きい」「感動」「目が覚めた!」「大興奮」「立派だよ、立派だよ」などの声であふれた。

関連ニュース

パリ五輪最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス