斉藤立がリネールに敗れる 混合団体で対戦実現で奮闘 7分超え死闘も延長にリネールの内股被弾で無念 日本の2-1に

 「パリ五輪・柔道混合団体・決勝」(3日、シャンドマルス・アリーナ)

 前回の東京大会銀メダルで、悲願の金メダルを狙う日本は、決勝で東京五輪金メダルのフランスと再戦した。日本の2勝0敗で迎えた第3試合は、日本の斉藤立が個人戦では実現しなかった100キロ超級で3度目の金メダルを獲得したスター、リネールと対戦したが、反則負けに終わった。

 完全アウェーの中で、序盤に両者指導を受ける展開。その後、斉藤が先に崩れる展開が続き、斉藤に先に2つ目の指導。残り1分で攻め立てたが、投げるには至らず。ゴールデンスコアに突入した。仕掛けていくものの、斉藤が仕掛けるものの潰れる展開が続き、最後はリネールの内股に屈した。

 試合は先鋒で登場となった村尾三四郎がゴールデンスコアにもつれ込んだ一戦を最後は大内刈りで制し、先勝した。

 続く試合は女子70キロ超級。78キロ超級の素根輝が怪我による欠場で、本来1階級下の高山が超級のディコを相手にパワーで圧倒されるが、魂の大内刈りで技ありを奪い、優勢勝ちした。

 フランス戦のメンバーと対戦相手、試合順は次の通り。

 ①男子90キロ級・村尾三四郎-ヌゲアプアンブ

 ②女子70キロ超級・高山莉加-ディコ

 ③男子90キロ超級・斉藤立-リネール

 ④女子57キロ級・角田夏実-シジク

 ⑤男子73キロ級・阿部一二三-ガバ

 ⑥女子70キロ級・高市未来-アグベニェヌ

パリ五輪最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス