柔道団体 泣き崩れた斉藤立に真っ先に歩み寄った村尾三四郎の姿に反響「器がでかすぎ」「かっこよすぎ」

 銀メダルを手にする(左から)橋本壮市、ウルフ・アロン、村尾三四郎、永瀬貴規、斉藤立、永山竜樹(撮影・中田匡峻)
 混合団体決勝でフランスに敗れ、肩を落とし引き揚げる斉藤立(右)と村尾三四郎
 混合団体決勝でフランスに敗れ、肩を落とし引き揚げる斉藤立(右)、村尾三四郎ら
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 「パリ五輪・柔道混合団体・決勝」(3日、シャンドマルス・アリーナ)

 前回の東京大会銀メダルで、悲願の金メダルを狙う日本は、決勝で東京五輪金メダルのフランスと再戦。代表戦決着にもつれ込んだ死闘で敗れ、銀メダルとなった。

 代表戦でリネールに敗れた斉藤立が泣き崩れると、真っ先に歩み寄ったのは村尾三四郎だった。背中をたたき、優しく斉藤を立たせ、声をかけた。その後も涙が止まらない斉藤の傍らに立ち、フォローし続けた。阿部一二三も声をかけ、決勝に出場した女子3選手も斉藤の背中をたたいて励ました。

 村尾は決勝では先陣を切り、延長戦の末に勝利。個人戦では“幻の技あり”に泣いて銀メダルも、判定に言い訳せず勝者をたたえる姿が反響を呼んだ。

 武士道精神と優しさを備える姿に、SNSでは村尾ファンが増加。この日も「村尾選手、所作から何までかっこよすぎ」「総じて村尾選手が人としての器がでか過ぎててもう何も言えない」「村尾選手かっこよかった」「村尾さん超ファン」などの声が上がっていた。

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