フェンシング男子 日本がフルーレ団体で金メダル王手!開催国・フランスを圧倒 会場は完全アウェー&ブーイングも動じず

 「パリ五輪・フェンシング男子フルーレ団体・準決勝」(4日、グランパレ)

 世界選手権王者で世界ランク1位の日本は、開催国のフランスを圧倒。45-37で決勝進出を果たし、金メダルにあと1勝と迫った。

 敷根崇裕が第1試合で5点を先取して流れを作ると、飯村一輝も続いた。フランスのルフォーレに1ポイントしか許さず、圧倒的なスピードと正確な技術で5点を先取。ビデオ判定でポイントがフランスから日本へ覆ると大きなブーイングがわき起こったが、気迫を前面に出して押し切った。

 第3試合まで15-9とリードして終えた日本。スタンドからフランスへの大歓声がわき起こる中、流れが変わった。第5試合でシャスタネがアクロバティックな動きで敷根を苦しめ、22-23と逆転を許す形になった。その後、一進一退の攻防となった中、第7試合で最年少の飯村が5-2とリードして6ポイント差に。歓喜のガッツポーズを見せた。

 第8試合も松山恭助がキレのある動きで4連続ポイントを奪うなど9点差へリードを広げた。最後は敷根が45点に乗せ、日本はフランスを圧倒した。

 直後、3人は肩を抱き合って喜びを爆発させた。完全アウェーだったスタンドも日本に大きな拍手が降り注いだ。

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