メダルラッシュ締めのフェンシング 太田雄貴氏胸張る「柔道やレスリングのような基幹競技を目指していた」フルーレ団体金で計5個に

 男子フルーレ団体決勝で金メダルを獲得した日本代表の(左から)松山恭助、永野雄大、飯村一輝、敷根崇裕(撮影・中田匡峻)
 男子フルーレ団体決勝で金メダルを獲得した日本代表(中央)の(左から)敷根崇裕、永野雄大、松山恭助、飯村一輝はイタリア代表(左)とフランス代表と笑顔で記念撮影をする(撮影・中田匡峻)
 金メダルを獲得したフェンシング日本代表の(左から)永野雄大、敷根崇裕、松山恭助、飯村一輝(撮影・中田匡峻)
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 「パリ五輪・フェンシング男子フルーレ団体・決勝」(4日、グランパレ)

 世界選手権王者で世界ランク1位の日本は、決勝で世界ランク2位のイタリアを45-36で下し、同種目では個人・団体含め悲願の金メダルを獲得した。

 日本フェンシングは男子エペ個人の加納虹輝が金メダル、エペ団体(加納、山田優、古俣聖、見延和靖)が銀メダル、女子フルーレ団体(東晟良、上野優佳、宮脇花綸、菊池小巻)、サーブル団体(江村美咲、福島史帆実)が銅メダルで、計5つのメダルを獲得する大躍進の大会となった。

 フルーレの08年北京五輪個人銀メダリストで、12年ロンドン五輪団体銀メダルにも導いた第一人者の太田雄貴氏は「完勝!王者の風格」と称賛。快挙続出でメダルラッシュのフェンシングの現状を「柔道やレスリングのような基幹競技を目指していたがそうなった」と、得意げに言い切った。

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