敗退で引退の古賀紗理那 親友に「ありがとう♥」終戦後初投稿 ファン「涙止まらない」「いつまでも大好き」感謝と惜しむ声やまず

 パリ五輪を最後に現役引退を発表しているバレー女子日本代表の主将、古賀紗理那が5日、自身のインスタグラムを更新。感謝の言葉を投稿した。

 古賀は、3日に行われたケニア戦後、コート上に突っ伏して号泣。仲間に背中をさすられた。涙をぬぐって臨んだ試合後のインタビューでは「きょう勝って最後かもしれないし、最後じゃないかもしれない。みんなで気持ちを立て直して勝ててよかった」とトーナメント進出へ望みをつなげ、「今日はキャプテンとかそういうのは考えずに、バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦いました」と話していた。

 4日、セット率で1次リーグ敗退が決定。22年まで東レアローズでプレーした親友の白井美沙紀さんは5日、インスタで「さりな本当にお疲れ様」と投稿。古賀がこれをリポストし「ありがとう♥」と短く感謝を伝えた。

 1次リーグ敗退が決まった後、SNS上では「今まで本当にお疲れ様 どんなに苦しい場面も笑顔で周りを引っ張ってくれてありがとう。いつまでも大好きです」「最高のキャプテンです!」「古賀紗理那さんのプレーがもう見られなくなると思うと涙が止まらない」「やだよ引退なんて信じられない まだ古賀ちゃんのバレー観ていたいよ」などと古賀への感謝のメッセージが集まっている。

 ◆古賀紗理那(こが・さりな)1996年5月21日、熊本県出身。母の影響で小学2年からバレーボールを始めた。大津中3年時は全日本中学校選手権で3位。信愛女学院高に進学し、高校2年時から日本代表に選出された。3年時はインターハイ準優勝。卒業後の2015年からNECに所属。23-24年シーズンは皇后杯とVリーグを制する2冠で2連覇に貢献し、MVPを獲得した。21年東京五輪代表。180センチ。最高到達点は305センチ。夫は男子日本代表の西田有志。

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