バレー男子日本が2セット連取で48年ぶり4強入り王手 世界2位イタリアを終盤逆転 山本スーパーレシーブ→石川スパイクさく裂

 第1セット、スパイクを決めほえる西田有志(右)と石川祐希(左)=撮影・吉澤敬太
 第2セット、サーブを放つ高橋藍(共同)
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 「パリ五輪・バレーボール男子・準々決勝、日本-イタリア」(5日、パリ南アリーナ)

 2大会連続で8強入りを決めた世界ランク6位の日本は同2位のイタリアと対戦した。

 52年ぶりのメダルへ、負ければ終わりの一発勝負に挑んだ。序盤から1次リーグで不振が続いた石川祐希主将が躍動。気迫あふれるプレーで強烈なスパイク、テクニックを駆使した巧打を決めると、西田有志、高橋藍も続いて、中盤から一気に突き放した。相手の207センチ選手の強烈なスパイクがセッターの関田誠大の顔面に直撃する場面もあったが、関田はその後も奮闘。第1セットを25-20で先取した。

 第2セットは序盤からイタリアにリードを許す展開が続いたが、西田らの奮闘で食い下がると、石川のサービスエースで17-17の同点に。ただ、その後突き放されたが、リベロ山本智大のスーパーレシーブを石川が決める最高の展開も生まれ、逆転。25-23で2セット連取し、48年ぶりの4強入りに王手をかけた。

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