【男子バレー】両手合わせ祈り続けた西田有志の妻・古賀紗理那 日の丸振り応援、左手薬指に結婚指輪
「パリ五輪・バレーボール男子・準々決勝、日本2-3イタリア」(5日、パリ南アリーナ)
2大会連続で8強入りを決めた世界ランク6位の日本は同2位のイタリアとフルセットの死闘の末、2-3で敗れた。第1、2セットを連取したが、第3セットは終盤にマッチポイントの24-21から3連続失点で24-24に追いつかれ、25-27で落とした。
第5セットも懸命なプレーをみせた日本。先にマッチポイントを握られたが、石川祐希の連続スパイクで日本がマッチポイントに。しかし、イタリアの執念の前に3連続失点で競り負けた。閉ざされた歴史の扉を動かすまであと一歩。キャプテン・石川、高橋藍らチームのほとんどが涙を流した。
観客席では、西田有志の妻で女子日本代表主将の古賀紗理那が日の丸を振って応援した。試合前には小島満菜美ら日本代表メンバーらと、笑顔で自撮りをする姿も。左手薬指には結婚指輪が輝いていた。終盤は両手を合わせ、今にも泣き出しそうな顔で祈り続けたが、あと1点に届かなかった。
女子は1次リーグでの敗退が決まり、パリ五輪を最後に現役引退を発表している古賀にとっては、3日のケニア戦が最後の試合となった。