「泣いちゃう」歓喜の輪からひとり離れ 涙の高橋藍を抱擁したイタリア選手に感謝の声「優しい」「仲間だもんな」

 イタリアに競り負け、涙する高橋藍(撮影・吉澤敬太)
 イタリアに競り負け、涙する高橋藍(手前右)=撮影・吉澤敬太
 試合後、故・藤井さんの遺影を囲み記念撮影するバレーボール男子日本代表(撮影・吉澤敬太)
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 「パリ五輪・バレーボール男子・準々決勝、日本2-3イタリア」(5日、パリ南アリーナ)

 2大会連続で8強入りを決めた世界ランク6位の日本は同2位のイタリアと対戦。激闘の末、イタリアが3-2で勝利した。

 勝利の瞬間、イタリア選手は歓喜の輪を作った。日本選手とネット越しにタッチした後も再び歓喜の輪。崖っぷちまで追い込まれながら底力を発揮し、一丸で勝利をつかんだ。

 逆に、敗戦に沈む日本選手は次々と涙した。涙が止まらない高橋藍のもとには、昨季モンツァでチームメートだったガラッシが歩み寄り、ネットを越えて抱擁。ひとり歓喜の輪から離れ、健闘をたたえ合った。

 ふたりの仲の良さは知られており、SNSでは「チームメートと喜ぶよりもらんらんを受け止めてくれるガラッシ優しい」、「ガラッシ、胸貸してくれてありがとう」、「こっちまで泣いちゃう」、「ガラッシ…仲間だもんな」などの声が上がった。

 同じくイタリアで活躍する石川のもとにもイタリア選手が歩み寄り、抱擁する様子もあった。

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