青木涼真は組8位で決勝進出ならず「理想と現実の厳しさを知れたのは参加した人間だけの特権」

 「パリ五輪・陸上男子3000m障害・予選」(6日、フランス競技場)

 青木涼真は組8位で決勝進出はならなかった。

 決勝進出条件は各組5着。残り1周で8位につけ食らいついたが、最後の一周でペースを上げる上位を捉えきれなかった。

 青木はレース後、「スローな展開というのもあったが、ある程度レースには参加でき、後半、予想したペースで津進んだが、そこでつけなかった。今回、大会を迎えるに春から調子上がらず、高望みした練習を続けてしまって3、4カ月後を引いてしまい、理想と現実の厳しさをしれた。参加した人間だけの特権。いい経験になった」と振り返った。

 2度目の五輪について、「自分は地道に何事もコツコツ続けてきた。身長も恵まれず身体的にもストロングポイントがないが、この舞台に立ち挑戦し続けられているのは、レースを見て下さった皆さんにもそういうことが起こるので、自分らしく(そうした姿を)伝えられたら」と笑みも浮かべた。

 2組を走った三浦龍司(SUBARU)は、8分12秒41の組4位で決勝進出。レース後、「ある程度、全力でぶつかっていっての予選になると思っていたので、予定通りになったかなと思います。予選にしてはかなりレベル高く、ハイペースの流れ。自分としてはいい感覚の中で走れた」とうなずいた。

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