レスリング女子の応援解説にネット反応「可愛い声で誰やねんと思ったら」「ダメ…と心の声漏れとった」
「パリ五輪・レスリング女子68キロ級・準々決勝」(5日、シャンドマルス・アリーナ)
尾崎野乃香(慶大)はキルギスのジュマナザロワと対戦。逆転負けで4強入りはならなかった。ジュマナザロワが決勝に進み3位決定戦に回ることになった。
尾崎の奮闘の一方で、SNSではこの日から始まったレスリングの中継に登場した登坂絵莉さんの解説にも注目が集まった。元レスリング48キロ級の選手で、16年リオデジャネイロ五輪の金メダリスト。SNSでは「この可愛い声で上手な解説は誰やねんと思ったら登坂絵莉」、「分かりやすくて声が素敵」、「声がめっちゃ可愛い」、「解説がかわいい」と話題となった。
尾崎は東京五輪の銅メダリストを相手に、前半0-6と劣勢。それでも登坂さんは「しっかりまず相手の体勢を崩し、ひとつタックルに入り込んでしっかり2点取ること。2点取るだけで流れ変わるので、落ち着いて攻めていきたいです」と解説した。
その言葉通り2点を返すと登坂さんは「ナイスタックル!」と高い声を響かせると、さらに2点追加。バックを取り2点追加で同点にすると、「しっかり腰を落としたい、ナイスポイントです!」と伝えた。
この後、最後に得点したことで尾崎に勝利権があったが、残り10秒でバックを取られ、6-8の逆転負けとなった。
ラスト、相手にバックをとられる瞬間、登坂さんは「ここ気をつけたい!」と言った後、祈るように小声で「ダメ…」とつぶやく場面も。「これがレスリングの怖いところ。最後の最後で逆転が起きてしまう。ただ、まだチャンスがないわけではないので…」と語った。
SNSでは登坂さんの的確な解説と応援に、「めちゃくちゃ分かりやすく聞き取りやすく長年解説してきた人?と勘違いするようなうまさでびびってる」、「この可愛い声で上手な解説は誰やねんと思ったら登坂絵莉」、「分かりやすくて声が素敵」、「思わず小さくダメ!と叫んでしまう登坂さん」、「登坂さんも『ダメ…』って心の声が漏れとった」、「声がめっちゃ可愛い」、「解説がかわいい」などの声が上がった。