パリ五輪 セーヌ川の劣悪水質に「選手の健康おろそかにした」識者が批判&裏事情に言及「コストカットしすぎ」長嶋一茂も疑問

 パリ五輪のトライアスロンでセーヌ川の劣悪すぎる水質が問題となっている件について、6日のテレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」が特集した。

 個人種目に出場したベルギーの女子選手が体調不良で入院、同国は翌日の混合リレーを棄権した。ほかにも体調不良の選手が続出していると報じられている。

 スポーツライターの小林信也氏は「IOC、パリの組織委員会、そしてワールドトライアスロンの3者が、セーヌ川で絶対やりたいということで一致しちゃってた。そのためにセーヌ川でありきで進んでいたために、選手の健康をおろそかにしたんじゃないかと言われても仕方がない状況が出てきた」と批判した。

 元テレビ朝日局員の玉川徹氏も「やっぱり無理をしてるんですよね、いろんなところで。セーヌ川というところにこだわっちゃったから。基準だって、セーヌ川でやるんだっていう前提の基準かもしれないですよね。純粋に医学的にその基準でいいのかっていう問題がありますよね」とコメント。

 長嶋一茂も「今回の五輪って、コストの部分で理想を求めるのはいいけど、理想と現実があるから、コストカットしすぎて、既存のものを95%使って、いろんな競技会場にするのはいいことだけど、すべてのものにそれがあてはまりますか?っていう話」と首をひねった。

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