柔道日本代表が帰国会見 連覇の阿部一二三は「また3連覇を目指して」 涙の2回戦敗退の詩は「リベンジしたい」

 パリ五輪の柔道日本代表が6日、羽田空港に到着し、帰国した。空港の到着口では多くのファンから出迎えられ、空港内で会見を開いた。

 男子66キロ級で日本男子5人目の連覇を達成した阿部一二三(26)=パーク24=は「目標にしていた2連覇を達成できて、金メダルを日本に持ち帰ることができて良かった」と笑顔を見せ、「また3連覇を目指して頑張っていきたい」と28年ロス五輪で、野村忠宏以来となる史上2人目の3連覇を目指す姿勢を見せた。

 個人種目では女子52キロ級で東京五輪に続く連覇を目指しながらも、涙の2回戦敗退に終わった阿部詩(24)=パーク24=は「東京からこの3年間、やっと一区切り付いたんだなと(パリから)帰ってきて思った」と激動の五輪を振り返った。

 連覇を逃した女子52キロ級2回戦敗退後、畳の上で泣き崩れた姿が国内外に衝撃を与えたが、混合団体では初戦のスペイン戦で一本勝ちを収め、銀メダル獲得に貢献。「今回は悔しいオリンピックになったが、またロスに向けてリベンジしたい。応援よろしくお願いします」と気持ちを新たに、4年後の雪辱を誓った。

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