パリ五輪男子バスケットボール日本代表の渡辺雄太（２９）＝千葉Ｊ＝が７日、インスタグラムを更新。１３年間に及ぶ代表活動を振り返った投稿が、ファンの涙を誘っている。

　渡辺は「日本へ帰国する前日この二人と急遽パリへ。いつも当たり前のようにいてくれた彼ら二人。もしかしたら３人とも揃うのはこれで最後かもと思うとなんとも言えない気持ちになりました」と、ともに代表で長くプレーした富樫勇樹（３１）、比江島慎（３３）への思いを投稿。

　「負けばっかりの苦労だらけの道のりでしたが、去年のワールドカップでやっと少しだけ報われた気がしました。まこの『俺ら強くなったな』って一言が本当に全てを表してる気がしました」と振り返った。

　続けて「二人とずっとこの先も一緒にまだまだプレーしたいですが、それは彼ら自身が決めること。どのような決断をしても二人と苦楽を共にした１３年は忘れません。こんな事言いながら次も３人ともいるかもしれないし、二人かもしれないし、もしかしたら最悪ゼロかもしれない。どうなるか分からないので今伝えておきたいです。日本バスケを長年ずっと背負ってくれてありがとう。あなた達は僕のヒーローです。日本バスケ界のヒーローです」とつづった。

　これに比江島は「雄太が本当のスーパーヒーローや」とコメント。富樫も自身のＸにパリで撮影した３人での写真を投稿した。

　Ｘでは「ナビのインスタ」がトレンド入りし、「朝から大泣き」「この人たちが日本代表で日の丸背負ってくれてよかった」「じーんときた」「間違いなく世界と戦える日本バスケを作った３人」「ナビのインスタ泣けちゃう」「君達さ…人気競技じゃない頃からずーーーっとバスケしてたんやろ？」「皆んな僕のヒーローです」と、ファンの心を揺さぶっている。