笑顔満開の北口榛花「昨日は爆睡」も夜コーチから電話に「恨んでやる。“うん、知らん”って」爆笑誘う はしゃぎ控えめ?「私的には普通」
「パリ五輪・陸上女子やり投げ・予選」(7日、フランス競技場)
世界女王の北口榛花(JAL)は1投目で62・58メートルをマーク。予選通過ラインの62メートルを一発で突破し、決勝進出を決めた。上田百寧(ゼンリン)も61メートル08で記録上位に残り、決勝進出を決めた。
最近のスタイルであるお団子2つ結びの髪形で登場した北口。力強い投てきで、予選通過ラインをあっさり突破すると、両腕でガッツポーズした。
予選後の一問一答は次の通り。
-一発で予選通過
「当日しかサーフェイスが踏めなくて、練習全然飛ばなくて焦った部分もあったんですけど、試合になって一本投げて、それなりに飛んだのでホッとしてます」
-2回目の五輪
「初めてお客さんがいる五輪を経験してるんですけど、朝からこんなにお客さんがいることに驚いてますし、エネルギーもらって試合ができている。幸せだなって思います」
-緊張感は?
「(世界選手権の)ブダペストより緊張してなくて、2、3日前は全然寝れなかったんですけど、昨日は爆睡で(笑)。コーチの夜の電話に起こされたぐらいだった。すごくよく予選に臨めたかなと思います。どんな電話?『明日のコーチ席入るのに、カードもらうんだけど知ってる?』って言われて。私が結構、夜9時とかに寝ていて、10時ぐらいにかかってきて、“もう朝?”って思って。もうろうとしながら、“うん、知らん”って出てたと思います。その後、ちょっと寝れなくて、本当に恨んでやるって思ってました」
-東京五輪の時も1投目で突破して「はしゃぎすぎた」と言っていたが、今回は?
「今日は普通だったと思います。ほかの人よりははしゃいでると思うけど、私的には普通だった」