パリ銅のフェンシング女子フルーレ団体が帰国 ロス五輪金へ決意 東「これで終わりじゃない、これが始まり」

 金2、銀1、銅2のメダルを獲得したパリ五輪のフェンシング日本代表が7日、羽田空港に到着し、帰国した。

 銅メダルを獲得した女子フルーレ団体の東晟良(24)=共同カイテック=は「お姉ちゃんの莉央(東京五輪代表)が(空港に)迎えに来てくれて、メダルをかけたんですけど『重ーっ』って言われて、初めてかけた人にまず一言『重ーっ』って言われるんで、けっこう重たいメダルと思っています」、宮脇花綸(27)=三菱電機=は「応援してくださった方々にこうやって見せられる物があるのは、本当に4位と3位は全然違うなと思います」と、メダル獲得の実感を述べた。

 一方で宮脇は「初めてメダルを獲得してうれしさもある反面、じわじわと悔しさが出てきました。ロスで団体金もそうですし、個人でももっともっと上にいけるよう次の4年間をどう過ごすかを考えたいと思っています。チャンピオンを目指して4年間取り組んでいきたい」と、2028年ロサンゼルス大会でさらに上を目指すことを宣言。

 東も「メダルを取れたことはすごく幸せなんですけど、やっぱり金メダル欲しいなという気持ちがすごく湧いてきたので、これで終わりじゃないな、これが始まりだなと思いました」、菊池小巻(27)=セガサミー=も「男子フルーレの金メダルを見た時に、私たちも取りたいと思いましたし、もっとできるというふうに気持ちが変わってきた」と、早くも金メダルへの闘志をかきたてられていた。

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