銀以上確定で早田ひなはリザーブ木原美悠に感謝「4人でメダルをかけたいと思っていた」東京五輪では自身がリザーブ経験

 「パリ五輪・卓球女子団体・準決勝、日本3-1ドイツ」(8日、パリ南アリーナ)

 4大会連続メダル、悲願の金メダルを狙う世界ランク2位の日本は同5位のドイツと対戦し、2大会連続3度目の決勝進出を決めた。決勝は中国と戦う。

 初戦のダブルスでは団体戦で常に起用が続く早田ひな、平野美宇のペアで臨み、3-1でまず1勝をあげた。早田は「初戦から引き続き、第1試合に出させてもらい、同い年のふたり(平野)がチームを引っ張らないといけない」。左腕の状態が万全でないため、シングルスでは温存が続く。

 第2戦で張本美和が敗れたが、第3戦で平野美宇が勝利。最後は張本美和が勝利し、決勝進出を決めた。

 前回、東京五輪ではリザーブメンバーとしてチームを支えた早田。決勝を決めた喜びについて、早田はリザーブを務める木原美悠を思い、「まず銀メダル以上を確定でき、木原選手にメダルをかけたいと思っていたので。自分の銅メダルと、そして銀メダル以上を取った時は4人でメダルをかけて最後写真を撮りたいと思っていた」とうなずいた。

 続けて、打倒中国への思いも忘れなかった。「最後、3年間、選考会を経てここに立てているという自信を持って、あきらめず120%の力を出せるように頑張りたい」と誓った。

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