金メダリスト藤波朱理はどんな人?憧れの存在は阿部詩 偶然エレベーターで対面「スキップして帰った」

 「パリ五輪・レスリング女子53キロ級・決勝」(8日、シャンドマルズ・アリーナ)

 藤波朱理は、エクアドルのジェペス・グスマンと対戦。10-0のテクニカルスペリオリティ勝ちで、金メダルを獲得した。

 レスリング指導者の父俊一さんの影響で4歳から競技を始め、中学2年時の17年9月から公式戦無敗。連勝記録は137にまで伸びた。

【藤波アラカルト】

 ◆生まれ 2003年11月11日、三重県四日市市出身。

 ◆家族 コーチを務める父・俊一さん(59)、母・千夏さん(56)、17年世界選手権銅メダルの兄・勇飛(28)

 ◆サイズ 164センチ。

 ◆競技歴 4歳から地元のINABEクラブでレスリングを始めた。

 ◆経歴・主な戦績 三重・いなべ総合学園高から日体大に進学。世界選手権は21年、23年大会で優勝(22年はけがのため欠場)。23年杭州アジア大会で金メダル。

 ◆連勝記録 中学2年の全国中学選手権決勝で負けたのを最後に、17年10月から無敗を続けており、22年6月の明治杯で日本女子史上3人目(吉田沙保里、伊調馨)となる「100連勝」の大台を突破。「連勝記録は過去のことなので気にしない。前だけを見ていく」と話しているが、パリ五輪前の時点で133連勝中。

 ◆カラオケの十八番 必ず歌うのはサザンオールスターズの「東京VICTORY」。また、SEKAI NO OWARIの「最高到達点」は歌いながら歌詞が沁みて泣くという。

 ◆憧れの存在 レスリング以外では柔道女子の阿部詩(24)で、「強くてキラキラしているところが憧れ」。同じ日体大に入学直後、たまたま同じエレベーターに1対1で乗り合わせ、初めてあいさつをしたが、「その日はスキップをして帰った(笑)」。以来交流もあり、現在では一緒に食事に行くこともある。

 ◆趣味 食べること。ただ、減量でなかなか食べられないため、YouTubeで大食い動画や咀嚼音(ASMR)の動画を見て楽しんでいる。

 ◆森林浴 自然豊かな地元で育ったため、幼少期から山道や川などで遊んでいた。都内在住の今も休日は奥多摩に出かけ、自然を感じてリフレッシュすることもあるという。

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