2大会連続銅のワタガシペアが帰国会見「2人で成長できた3年間。悔いはない」

 パリ五輪のバドミントン日本代表が9日、羽田空港で帰国会見を行った。

 混合ダブルスで銅メダルを獲得したワタガシペアの渡辺勇大(27)と東野有紗(28)=BIPROGY=が取材に応じ、渡辺が「(ファンの)皆さんが僕らの背中を押してくれて取らせてくれた銅メダル」と言えば、東野は「東京が終わってからの3年間、2人で金を目指してきたので悔しい部分もあるけど、たくさんの方々が応援してくれた銅メダル。2人で成長できた3年間なので悔いはない」とコンビで胸を張った。

 21年東京五輪から日本勢では初の2大会連続メダルを獲得。渡辺は「勝ち続けられる選手になりたいと目標にしていたので、少しは示せたのではという気持ちと、まだまだ上を目指せたなという悔しい気持ちもある」と結果を振り返った。

 パリでの激闘を終えたばかりで、2人の今の視線は28年ロス五輪ではなく、2週間後に開幕するダイハツ・ジャパンオープンに向いている。東野は「目の前の試合を一つ一つ戦っていくだけ」と力を込めた。

 すぐにもまた新しい戦いが始まるが、帰国後のつかの間の時間でやりたいことを問われると、渡辺は「バドミントンのことは今考えたくないですね」と苦笑いし、東野は「スカイダイビング。やりたくないけど、やってみたい」と笑顔で話した。

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