レスリング 高谷大地が快勝発進!キューバの40歳ベテランレスラーを寄せ付けず 10-0の圧勝劇

 「パリ五輪・レスリング男子フリースタイル74キロ級・2回戦」(9日、シャンドマルス・アリーナ)

 高谷大地(29)=自衛隊=が、キューバのガルソンカバジェロと対戦。10-0のテクニカルスペリオリティで快勝し、準々決勝へ駒を進めた。

 40歳のベテランレスラーで、3度目の五輪出場となった経験豊富な相手。それでも第1ピリオドでバックを奪うなどして4点を先取。以降も足をとってバックを奪いポイントを加算。第2ピリオドに入ると、突き放して勝利した。

 パリ五輪予選を兼ねた昨年の世界選手権では、3位決定戦で勝利し初の五輪切符をつかんだ。「正しい努力は裏切らない」と喜んでいた高谷。12年から3大会連続で出場した兄・惣亮(35)に続いて五輪への道を切り開いた。兄が届かなかったメダル獲得へ、弟のパリでの活躍に期待が高まる。

 ◆高谷大地(たかたに・だいち)1994年11月22日生まれ、京都府出身。169センチ。網野高(現丹後緑風高)から拓殖大に進み、現在は自衛隊に所属。19年から74キロ級でプレー。22年全日本選手権と23年明治杯全日本選抜選手権で連続優勝。23年世界選手権の3位決定戦で勝利し、パリ五輪代表をつかんだ。兄の惣亮は12年から3大会連続で五輪出場した。

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