侍じゃなく忍者だった 男子リレー日本、入場パフォーマンスは「NARUTO」の影分身×螺旋丸 桐生考案「アンカーに思いを」

 「パリ五輪・陸上男子400mリレー・決勝」(9日、フランス競技場)

 日本は1走坂井隆一郎(26)=大阪ガス=、2走サニブラウン・ハキーム(25)=東レ=、3走桐生祥秀(28)=日本生命=、4走上山紘輝(25)=住友電工=の布陣で挑み、37秒78の5位で2大会ぶりのメダルはならなかったが、来年の東京世界陸上、28年ロサンゼルス五輪に向けて収穫のあるレースとなった。

 リレー侍として話題となった16年リオデジャネイロ五輪の抜刀パフォーマンスから、登場パフォーマンスが注目されるようになった日本代表。今回は登場では拳を合わせるだけだったが、選手紹介で1走坂井、2走サニブラウン、3走桐生が指を十字でクロス、アンカーの上山は右手で何かを発するポーズをみせた。桐生の提案で海外でも人気のある大ヒット漫画「NARUTO」の影分身と螺旋丸のジェスチャーをしたそうで、桐生は「アンカーに思いを繋げるという意味でやりました」と明かした。

 SNSでは「影分身×3→アンカー螺旋丸の流れめっちゃ好き」、「日本リレー影分身からの螺旋丸していた」、「多重影分身からの螺旋眼でした」と反響が起こっていた。

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