水谷隼氏 女子団体戦を実況解説 第1試合の逆転負け悔やむ「技術なのか戦術なのかメンタルなのか」
「パリ五輪・卓球女子団体・決勝、日本0-3中国」(10日、パリ南アリーナ)
悲願の金メダルを狙う世界ランク2位の日本は、5連覇を狙う同1位の中国と対戦した。0勝3敗で敗れ、2大会連続の銀メダルとなった。
悲願の金メダルへ、日本は準決勝までのオーダーを変更。第1試合はこれまでの早田ひな、平野美宇組から、早田ひな、張本美和組に。平野をシングルス2試合に起用する“奇襲作戦”を繰り出した。
東京五輪で伊藤美誠とのペアで混合ダブルス金メダルを獲得した水谷隼氏は、試合中に自身のXを更新。試合前に「エースポジション平野にして、3-0狙いで勝ちに行く強気なオーダー!!ここで奇襲作戦」と期待した。
その第1試合、これまで国際大会ではほとんどなかった早田、張本組のコンビネーションで中国ペアを揺さぶり第1、第3ゲームを奪取。2-2からの第5ゲームも9-5とリード。だが、ここから陳夢、王曼昱組に逆襲され、10-12。2-3の逆転負けで0勝1敗となった。
これには水谷氏も「9-5から逆転負けは痛すぎる…技術なのか戦術なのかメンタルなのか」と投稿。惜しい戦いを悔やんだ。
その後も「踏ん張りどころ」、「全然ミスしてくれない」などと投稿。結局、0勝3敗で試合が終わると、「負けたぁ。惜しいゲームも多かっただけに悔やまれる」と振り返った。