早田ひな 表彰式で見せたリザーブ木原への配慮に「なんちゅうええ話や」石田コーチに「個人のメダル持ってきて!」理由に感無量
パリ五輪で銀メダルを獲得した卓球女子団体の表彰式で見せた早田ひなの優しさを、コーチの石田大輔氏が11日、インスタグラムで明かした。
「表彰式 ひながリュックにシングルスのメダルあるから、持ってきてください!って連絡きて…表彰台見て、なるほど、木原にメダルをかけて美宇ちゃん、美和ちゃんと4人で一緒に写真撮りたかったんや(団体戦のメダルは3つでリザーブにはないので足りなかったんです。)」
アップした写真では、早田、平野美宇、張本美和とともに、リザーブだった木原実悠もメダルををかけた4ショットが。よく見ると木原は銀メダル、早田は個人で獲得した銅メダルを首からかけている。
石田氏は「技術だけでなく、心も優しい立派なアスリートになってくれて」と人間的にもメダル級に成長してくれた早田に感無量の様子。最強・中国超えはかなわなかったが、「決勝戦、たくさんのご声援ありがとうございました」と感謝した。
コメント欄には「リザーブだった人はちゃんとリザーブの人の気持ちがわかる。素晴らしい」「なんちゅうええ話や」「チーム思いの早田選手すばらしいですね」などの声が上がった。