閉会式 バッハ会長「私たちは恋をしました」「フランス万歳」お馴染みとなったロング演説、寝転ぶ選手も
「パリ五輪・閉会式」(11日、フランス競技場)
閉会式が行われ、日本選手団は184名(選手91名、本部・監督・コーチ等93名)が参加した。
選手入場後の演目では謎の全身金色のマスクマン「ゴールデンボイジャー」と白いタイツの演者たちが登場。ショーを行った後、ステージではアーティストによるライブも行われた。
その後、フランス・リネール、中国・孫穎莎ら、各大陸を代表するアスリート6人が壇上に上がり、大会組織委員会のエスタンゲ会長が閉会スピーチ。
続いて、IOC・バッハ会長があいさつした。バッハ会長は「なんと素晴らしい舞台だったことでしょう。パリの街で、何百万人もの人がアスリートを祝福し、観客が雰囲気をもりあげてくれました」と語り、客席から拍手がわき起こると場内を見渡しながら満足げの笑み。
続いて、「パリ五輪2024はベストのアスリートを祝福する大会でした。男女同数参加を実現した初の大会でした。新たな時代のオリンピック大会でした。だからこそ、フランスの全ての皆様に感謝申し上げます」と成果を口にし、「フランスのみなさんはオリンピックに恋をしました。そして、私たちは皆さんに恋をしました。ありがとうパリ、ありがとうフランス。フランス万歳」と締めくくった。
五輪ではお馴染みとなったバッハ会長のロング演説。今回は約8分超と短めだったが、寝転ぶ選手の姿もあった。