不評が取り沙汰された選手村 日本選手たちにパンが大人気【パリ五輪振り返り】

 パリ五輪の旗
 鈴木聡美のインスタグラム@satominbより
 鈴木聡美のインスタグラム@satominbより
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 熱戦が繰り広げられたパリ五輪が幕を下ろした。セーヌ川を舞台にした開会式から一転、閉会式は巨大スタジアムに大観衆を集めて行われ、米俳優のトム・クルーズ(62)が2028年米国ロサンゼルス大会への引き継ぎセレモニーに登場し、華麗なアクションでミッションを遂行した。競技外でもさまざまな話題を呼んだパリ五輪。デイリースポーツが選出した“場外”ニュースで17日間を振り返る。

 何かと不評が取り沙汰された選手村。環境に配慮してエアコンが設置されず、各国の選手団が移動式エアコンの注文を余儀なくされるなど、対応に追われた。バスケ女子の宮崎早織選手は帰国後に「パリの選手村どえらかった。あの村に住んでタフにプレーしてた全選手尊敬します」とXに投稿したほど。

 食事に関しても、各国の選手たちからの賛否の声がSNSをにぎわせたが、日本選手たちに好評だったのが焼きたてのパンだ。バドミントン混合ダブルス銅メダルの東野有紗選手は「やーーーーっと念願の2回目のバケット」とパンを持つ写真を公開し、「待ち時間10分」と記した。競泳の鈴木聡美選手は競技後に「『フランスパン丸かじり』という夢が叶いました」と歓喜をつづった。

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