世界で大人気!射撃の“無課金おじさん”装備なしで銀メダル【パリ五輪振り返り】
2枚
熱戦が繰り広げられたパリ五輪が幕を下ろした。セーヌ川を舞台にした開会式から一転、閉会式は巨大スタジアムに大観衆を集めて行われ、米俳優のトム・クルーズ(62)が2028年米国ロサンゼルス大会への引き継ぎセレモニーに登場し、華麗なアクションでミッションを遂行した。競技外でもさまざまな話題を呼んだパリ五輪。デイリースポーツが選出した“場外”ニュースで17日間を振り返る。
射撃混合エアピストルに、特別な装備を付けずに出場して銀メダルを獲得したトルコのユスフ・ディケチ選手(41)が、日本で「無課金おじさん」と呼ばれて大きな話題になった。
究極の自然体だ。射撃用のゴーグルやイヤーマフを装着する選手たちの中で、ディケチはTシャツのユニホームを着たシンプルな姿で出場。フル装備で躍動する選手たちの中で、ポケットに片手を突っ込みながら射撃する姿は世界中で大人気に。日本では「そこら辺にいるおじさんが銃を撃っている」とオンラインゲームで装備に課金しないスタイルに重ねて「無課金おじさん」の愛称がついた。