パリ五輪メダリストらが一同集結 “初老ジャパン”大岩&柔道銀ウルフがボケをかます「ついこの間までに大学生と思っていたのに」

 海外を拠点、また海外転戦する選手を除くパリ五輪日本代表が13日までに帰国。JOCは一夜明けた14日に、都内のホテルで記者会見を開き、旗手2人を含めたメダリストら選手67人が一同に集まった。

 会見が始まると、選手団の尾縣貢団長や旗手でフェンシング女子サーブル団体銅の江村美咲、ブレイキン男子のSHIGEKIXこと半井重幸があいさつ。その後、選手一人一人が大会の感想を一言で語った。

 柔道男子66キロ級2連覇の阿部一二三が「無事2連覇達成できてうれしく思う。次は3連覇を目指したいので応援よろしくお願いします」と率直な感想を語ったり、ブレイキン女子の初代女王となったAMIこと湯浅亜実が「五輪を通して十人十色なブレイキンの魅力が伝わってくれたらうれしい。応援ありがとうございました」と会見を通じて競技の魅力などを伝えた。

 その中で柔道混合団体で銀メダルを獲得したウルフ・アロンにマイクが渡ると、「柔道競技のウルフです。本日は私のためにこのような大会を開いて頂き、誠にありがとうございます。応援ありがとうございました」と大まじめな表情で、五輪はウルフのためにあるといった旨のボケをかまし、会場に笑い声が漏れた。

 総合馬術団体銅でチーム最年長48歳の大岩義明も負けじとユーモアなコメントを披露。「つい、この間まで大学生と思っていたのですが、いつの間にか“初老”と呼ばれる年になっていました。ここまで(競技を)続けられることができたのは本当に良かった」と話題を集めた“初老ジャパン”にあやかってパリ五輪でのメダル獲得の喜びを口にした。

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