柔道混合団体で「生きて帰れるか不安になった」高山が激白「立った瞬間怖い」フランスの怪力女子柔道家 劇的勝利にウルフ・アロン「泣きました」

 柔道混合団体で銀メダルを獲得した高山莉加が13日に放送されたフジテレビ系「生ジャンクスポーツ パリ五輪メダリストが集結で舞台裏激白SP」に出演。フランス・ディコとの対戦で「生きて帰れるか不安になった」と激白した。

 高山は女子70キロ級。78キロ超級の素根輝が怪我による欠場で、本来1階級下の高山が超級の銅メダリスト・ディコと対戦することになった。

 「私より15キロぐらい大きい怪力の選手で。試合前にみんな『勝ってきてね』と言われるんですけど、私だけ『ケガだけはしないで帰ってきて』と言われて…」と激白。隣に座っていた橋本が「女子の全階級で一番強いんじゃないかって言われている選手」と解説し、高山は「もう目の前に立った瞬間、強いとかじゃ無く怖い…」と思いを明かした。

 風貌と体格を見ても完全にボスキャラだったディコ。序盤は相手のパワーに圧倒される展開。帯のあたりをつかまれ、持ち上げられてそのまま場外まで運ばれる場面もあった。この映像にスタジオでは「昔の掃除機みたいな持ち方されてる」と評された。

 体格差は歴然で、明らかに劣勢。だが、会場が静まりかえったのは1分52秒。食らいつく高山の渾身の大内刈りがさく裂。ディコが後ろ向きに倒れ、技ありとなった。押さえ込みは逃げられたが、そのまま守り、優勢勝ちとなった。この敗戦に会場は静まりかえり、フランス応援団は頭を抱えた。

 「大内刈り初めてかけました。ウルフ選手の大内刈りをマネしましたと伝えました」と明かすと、隣にいたウルフ・アロンが「泣きました」と真顔で告白。この回答に共演者から「ウソつけ」「感情を持ち合わせたことないだろ」と強烈なヤジが飛んでいた。

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