山田コーチは女子ジャンプのパイオニア
2014年1月3日
日本女子ジャンプの歴史では、現在全日本女子でコーチを務める山田いずみがパイオニア。小学生でジャンプを始めたが、当然、女子の大会はゼロ。男子の部に参加してはいたが、出場できるのは年間数試合。また、当時は「女子がジャンプ台から飛ぶと、着地の衝撃で子供を産めなくなる」との“謎の迷信”もあったという。
91年に長野での国内大会で、女子の部を創設。出場は山田一人で、飛べばそのまま優勝というものだったが、これが日本の女子ジャンプのターニングポイントになった。以降、大会数や競技人口も徐々に増加。苦難の環境から紡がれた歴史は、遠くロシアのソチで、大輪の花を咲かせることになるか。
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