連勝ストップの沙羅、札幌でWリベンジ
2014年1月7日
ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(17)=クラレ=が6日、W杯個人第4、5戦(ロシア)を終えて成田空港に帰国した。第5戦で開幕からの連勝が4でストップした沙羅は反省を口にしながらも、約1カ月後に迫ったソチ五輪に向けてさらなるレベルアップを誓った。
W杯で今季初黒星を喫した戦いを「自分のジャンプができなかった。短い期間で(台の特徴を)つかめなかった準備不足。もっと集中しないと」と振り返る。極度の寒さと乾燥状態で「笑うと口の周り(の皮膚)が切れる」という厳しい環境だったが、「この課題を(次戦の)札幌で繰り返さないようにしたい」と謙虚に語った。
地元・北海道で迎えるW杯札幌大会(11、12日・宮の森)。昨季は、めまぐるしく変化する風にも泣いて12、5位と涙をのんだ。「今度こそ、足を運んでくれた人に楽しんでもらえるように、ベストを尽くしたい」。直近のロシア大会と、昨年の札幌大会。沙羅は2つのリベンジを目指す。
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