沙羅、雪辱の地元・札幌W杯初V狙う!
2014年1月11日
ノルディックスキー・ジャンプW杯の個人第6、7戦の札幌大会(11、12日・宮の森)の開催に先立ち、公式練習が10日、行われた。昨季の個人年間王者で、現在も個人ランクでトップに立つ高梨沙羅(17)=クラレ=は、練習時から最長不倒をマークするなど好調を維持。昨季、達成できなかった地元・北海道でのW杯初制覇を狙う。
舞い散る雪を、美しい放物線が切り裂く。公式練習の2回目。高梨がマークしたのは、ヒルサイズ(100メートル)に迫る95メートルの大ジャンプ。新たに改修された、宮の森ジャンプ台の感触も含めて「2日前に新しい台を飛んで良い感触をつかめた。今日も良い感触で練習になりました」と充実した表情を見せた。
リベンジを目指す。昨季の札幌W杯は、気まぐれな風にも泣いて12、5位と失速。それだけに「去年はここの試合でベストを尽くせず、応援に来てくれた人を残念な気持ちにさせた。今年はベストを尽くして頑張りたい」と意気込む。
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