上村愛子5度目五輪「やり残して…」
2014年1月22日
全日本スキー連盟は20日、ソチ冬季五輪代表として、フリースタイル女子モーグルで34歳の上村愛子や26歳の伊藤みき(ともに北野建設)を発表した。上村は1998年長野五輪モーグル優勝の里谷多英、スピードスケートの岡崎朋美と並んで冬季五輪の日本女子最多の5大会連続出場となる。伊藤は3大会連続で選ばれた。アルペン男子回転はエースで30歳の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が7位入賞した06年トリノ五輪以来2大会ぶりの代表入りを果たした。
女子モーグルの上村は、冬季五輪の日本女子選手最多に並ぶ5大会連続出場となるソチへ「5回目になるけど、やり残していることがある。メダルもそうだけど、選手としてここまでやり切ったというところまでいきたい」と、強い意欲を示した。
18歳で初出場した1998年長野五輪はスキーのチーム最年少だったが、今大会は最年長。後輩に囲まれて笑顔も多く「同じ目標を持った頼もしい仲間たちと一緒に戦えることを幸せに感じている」と充実感を漂わせる。「これまでこえてきた全ての時間に自信を持って最高の滑りができるよう頑張る」と決意を新たにした。
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