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カーママ小笠原、愛息にメダルの土産だ

2014年2月6日

　出発前にＶサインを決めるカーリング女子の北海道銀行のメンバー（左から）苫米地美智子、小笠原歩、小野寺佳歩、舟山弓枝、吉田知那

　ソチ五輪に出場するカーリング女子の日本代表が５日、成田空港からソチに向けて出発した。ママとして２大会ぶりの五輪に臨むスキップの小笠原歩（３５）は、愛息からメダル獲得をおねだりされたことを明かし、「いいお土産を持って帰りたい」と抱負を語った。

　小笠原が勝負師の表情から一瞬、ママの顔を見せた。「息子がメダルを見たいと言っていて。旦那から聞いて五輪はメダルを取るものだと思っているみたいで…」。出場１０カ国中１０番目に出場権を獲得。入手困難な“お土産”に苦笑したが、ほおは自然とゆるんだ。

　ママになった小笠原は前回出場した２００６年トリノ五輪当時を述懐し、「トリノの時は（選手）５人だけで出発した。誰にも声を掛けられなかった。きょうは、こんなにたくさんの人が来てくれて。カーリングへの注目が高まっている。うれしい出発です」と結婚、出産を経てたどりついた３度目の夢舞台へ向かった。

イチオシ！