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ＨＰ青野、故郷愛媛で金メダル宣言

2014年2月6日

　応援メッセージが書かれた国旗を贈られた青野（左）

　スノーボードをはじめた小学３年時から、東温市にあった国内最大級の屋内ゲレンデ「アクロス重信」で練習に明け暮れた。その「アクロス重信」が２０１２年１月、赤字を理由に閉館。練習の場を失った青野は松山大を中退し、昨春に日体大に入学。愛媛を離れ、今は東京を拠点に転戦する。

　ただ、成長を支えてくれた“ホーム・マウンテン”への感謝は忘れない。

　「アクロスがあったから今の自分がある。アクロスのためにもソチで頑張りたい」

　熱い思いを胸に４日に日本をたった青野には、どうしても決めたい技がある。「ＢＳ１２６０」。空中でプロペラのように３回転半する大技だ。

　「決勝では３回転半を入れたい。自分の持ち味である高さを出して、満足のいく滑りをすれば結果はついてくる」。１１日の決戦の舞台。斜面を駆け上がり、ソチの大空を舞う。思い描く着地点は、表彰台のてっぺんだ。

イチオシ！