森喜朗会長「英語は敵国語だった」
2014年2月10日
20年東京五輪・パラリンピック組織委員会が9日、ソチで会見し、森喜朗会長(76)ら執行部が高齢で語学力に乏しいことなどについて厳しい質問を受けた。森氏は第2次大戦に触れ、英語は「敵国語だった」などと説明した。
英語力について、森氏は「昔はボール、ストライクも『よし』『駄目』と日本語を使わされて野球をやっていた。私の世代はよほど特別に勉強した方じゃないと外国語をよく理解しない」と話した。出席者からは「敵国語とは不快な表現だ」(英国人記者)「ジョークだと言えば笑い話で済んだが、そうではなかった」(米国人記者)と当惑する声が聞かれた。
組織委幹部に女性が不在な点も指摘され、最終的に20~25人となる理事などのポストに起用する考えを示した。
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