HP平岡「銅」スノボもっとメジャーに
2014年2月13日
鮮やかな逆転劇だった。決勝1回目は着地が乱れ9位。失敗が許されない2回目。得意の縦回転の大技コークスクリューを2種類入れ完璧に決めた。「メダルいけるんちゃう?みたいな。うれしかった」。92・25点で2位に浮上。平野に抜かれ3位となり、残るは王者(ショーン)ホワイト(米国)。「最後がショーンやったから、無理かと思ってた」。しかし、王者が尻餅をついた瞬間、表彰台が確定した。平野に負けたことには「やっぱり歩夢は上手いなって。仕方ないですね」と、素直に年下を称えた。
自分が信じた道を、迷わず進み続けてきた。銀世界とは縁遠い奈良県出身。父賢治さんに送り迎えされて岐阜のスキー場へ通い、体操教室や自宅のトランポリンでエアの空中姿勢を磨いた。目標は、大好きなスノーボードをもっと日本に普及させること。「五輪でメダルを獲って、盛んなスポーツにしたい。アメリカでは野球ぐらい有名な競技。もっとポピュラーにしたい」。会心のパフォーマンスは、間違いなく目標への足がかりをつくった。
「滑りがかっこ良くないから好きじゃない」と切り捨てる王者ホワイトを上回り、メダルを奪取。一途に築き上げてきた技術、メンタル、そしてプライド。そのすべてを出し切った18歳は「五輪もいつもと変わらんかった。楽しめた」と、堂々と言ってのけた。
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