羽生、金デモ 10代旋風「刺激になる」
2014年2月13日
冒頭の4回転サルコウを鮮やかに成功させると、続く4回転トーループも文句なしの着氷。金メダル争いのライバルとみられる世界王者のパトリック・チャン(カナダ)、同門のハビエル・フェルナンデス(スペイン)と同グループでの練習の中、圧倒的な存在感を見せつけた。
「精神状態はすごく上がってきている。4回転サルコウも、自分の中で(成功への)最大公約数みたいなものを見つけた」と話していたように、大一番に向けて万全の状態に仕上がった。
中盤に差し掛かりつつある今大会、若き力が主役を担っている。フィギュアスケートの団体戦では、男子SPで羽生が1位。女子では地元ロシアの15歳リプニツカヤがSP、フリーと1位になり、一躍金メダル候補に躍り出た。前日のスノーボード男子ハーフパイプでは日本の15歳平野、18歳平岡が銀、銅のダブルメダルで盛り上げた。新たな時代の幕開けを予感させるような大会となっている。
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